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夢の島レイヴ


夢の島公園でレイヴの手伝いをした。
スタッフとして、ビールサーバーをレンタルしての生ビール販売である。
生ビール売りまくった!それ以上にレッドブルウォッカが売れまくった!
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いつもよりは人は少なめだったが、その分異常に客層が良い。
代々木公園でバカが大量に集まってきたのとは大違い。
結局、「少し遠い」というだけで振るい落とされる程度の奴らなのだろう。
今回は、みんなが楽しそうだったのが印象的だった。
夢の島2夢の島3


今回のレイヴはミラクルを何度も体験できた。

いつもレイヴに来る「かっちゃん」という、泥酔した女の子を見つけては相手が無反応なのをいいことに乳を触ったりするどうしようもない爺さんがいる。
迷惑っちゃ迷惑なのだろうが、名物なのでみんな放置しているようだ。
今回、騒音の苦情で駆け付けた警察官の目の前で、かっちゃんが泥酔中の女の子のパンツの中に手を入れるというミラクルが発生。
騒音苦情が一転して、痴漢(というか強制わいせつ)事件である。
制服警察官の目の前で強制わいせつって、そんな面白い話があっていいのか。
女の子の泥酔、警察官の登場、かっちゃんのワイセツ行為、全てのタイミングが重なった奇跡である。
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女の子が全く反応しないことや彼氏が丁度いなかったことで、警察官も引くに引けず(彼氏や本人が訴えたら確実に刑事事件なので)、女の子を警察で保護するだの、いや大丈夫だのと何やかんや押し問答。
そのうち戻ってきた彼氏が女の子を起こそうと、彼女の頭に何度も水をぶっかけ(女の子が自分の口で「大丈夫です」と言わないと警察官が帰らないため)、その後ろでは事件の張本人のかっちゃんが、懲りもせず別の女の子に言い寄っているという惨状。
そんな時に強風で机が吹っ飛び、後片付けのスタッフが警察官がゴタゴタ言ってる横で缶類をバキバキと踏み潰し、もう訳が分からない。

その辺で、レイヴが終了し、ふと空を見上げると大きな虹が。
レイヴ終了と同時に虹がかかるなんて、これはもうミラクルとしか言いようがない。

無茶苦茶暑い中で大変だったが、とても良い気持ちで帰れた。
そんで、実は最近太り気味でダイエットをしていたのだが、帰って体重計に乗ると1日で2.8キロ痩せてた。これもまたミラクル…かどうかは知らんが。
朝から何も食わず、午後に牛串を一本食べただけで機材運びとかやってたからなあ…
顔を洗ったら、水がしょっぱい。汗が塩になっていた。

ということで、スンゲー大変でしたが非常に気持ちの良いレイヴでした。
惜しむらくは、忙しすぎてヒューマンビートボクサーのショーがちゃんと見れなかったことか。
これは次回の楽しみにしておきます。
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アドリブ


また三沢の話。

三沢の死因は、バックドロップを受けたことによる「頚髄離断」だった。
詳しくは知らないが、脳から首に通る神経が全て切断されたということらしい。
全く受け身を取らなかったと考えるのが自然だろうか。
もしくは、衝撃を受けたら受け身を取っても無駄なほどの状態だったか。

となると、やはり事故前から朦朧とするような前兆があったのか。
試合中に、しきりに首を振っていたという話もあるようだ。

彰俊やレフェリーの西永を責める気は全くないが、彰俊がもし異変に気付いてもっと安全な技でフィニッシュしていたら。確信が持てなければ、組み合った時に客に気付かれないように三沢に確認していたら。
試合中の彰俊に無理なら、西永が三沢に確認を取るか、彰俊に「社長の様子がおかしいから投げ技はやめろ」と指示できたら。
最悪の事態は避けられた可能性はあるだろう。

もちろん、そんなことは難しいのは承知である。
出来なくて当然であるから、誰も悪くない。
相手が三沢ということもあり、安心感も裏目に出た。

ただ、ここで思い出したのが、居酒屋カンちゃんの主人として有名なキラー・カーンが、アメリカでアンドレ・ザ・ジャイアントと対戦した時のエピソード。
酒好きのアンドレは、この日も二日酔いでリングに上がり、試合中に勝手に転んで自らの体重で足を痛めてしまった。
自分で勝手に転んでレフェリーストップなんてマヌケな結果にできるはずもなく、周囲が焦っていると、カーンはトップロープからアンドレの足めがけてニードロップを繰り出し、「足を折った」という形にしてフォール勝ちした。
もちろん、実際にはアンドレの足には当ててないだろう。
この機転で試合は成立し、アンドレ自身はもちろんプロモーターからも評価され、足を折られた復讐にアンドレがカーンを付け狙うというストーリーで戦おうとまで提案された。
帰国後のキラー・カーンは“アンドレの足を折った男”としてメイン級の選手に躍進している。

もちろん、三沢の事故とはケースが違うのだけど、自分がプロレスラーを尊敬する最大の理由は、この「アドリブ」の能力である。
豪快なだけのようでいて、周囲の変化に細心の注意を払い、アクシデントに遭遇しても乗り越えてしまう。それどころか、アクシデントがあったことで、もともとの台本以上に面白い試合に変えてしまうこともある。

プロレスというのは、舞台演劇やに芸人のネタに似ている。
どれも、アクシデントや客の反応に即座に対応できなければ、一流ではない。
大きく違うのは、演劇や漫才ならウケなかった程度で済むが、プロレスは一瞬のアドリブの間違いによって相手が命を落とす。
逆に言えば、アドリブで相手の名誉を守ったり、命を救うこともできる。
だから、アドリブの利くプロレスラーは偉大だと思う。

何が言いたいかというと、自分にとって最近の最大のテーマが「アドリブ」なんだ。
それを考えさせられる事件だったとも思った。
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